Château Palmer
Chateau Palmer / Historical XIXth Century Wine (L.20.16) NV
ヒストリカル・ナインティーン・センチュリー・ワイン (L.20.16) NV
かれらの後継者となったのが、ぺレール兄弟。鉄道業で大きな成功を収めていたこの兄弟によりラベルにも描かれているシャトーが建造されました。1938年、シャトーの所有権はボルドーの4つのネゴシアンからなる協同組合の手に渡り、さらにそこから2つの家に所有権が絞られました。
2004年から、シャトーはカリスマ的なディレクター、トマ・デュローの手にわたります。トマとそのチームは実験的にビオディナミ農法を始めました。シャトーが所有する106の区画は現在、すべてビオディナミの原則に基づいて管理されています。
力強さと繊細さが調和し、古くから続く伝統に則り作られるワインは、ピュアな果実の表現と複雑さを両立しています。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロが同量ずつ(それぞれ47%)、そしてプティ・ヴェルド(6%)がバランスを保つユニークなスタイルです。格付け・シャトーのグラン・クリュにおいてここまでメルロの比率が高いのは大きな特徴です。
精緻で、並外れたエレガンスを持ち、独特のブーケを放ち、ヴェルヴェットのようなテクスチュアを持つシャトー・パルメはボルドーでも最も偉大なワインの一つであり、世界中のワイン愛好家に愛されているワインです。
産地:マルゴー
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 、メルロー 、シラー
Cabernet Sauvignon
カベルネ・ソーヴィニヨン
カベルネ・ソーヴィニヨンは、フランスの銘醸地、ボルドーを代表する黒ブドウ品種。上質な酸と収れんするタンニンは赤ワインにとって最も重要な要素である骨格を与えます。長大な熟成ポテンシャルを持つこともこの品種の特徴であり、年を経るごとにその厳格なタンニンはほどけ、味わいは洗練されていきます。香りはブラック・カーラントやスミレといった香りが若いうちは支配的ですが、熟成につれダージリン・ティー、シガーにクレーム・ド・カシスなどの香りに発展。熟成につれ、味わいが一つの方向に調和していくのに対し、香りは層をなすように複雑に花開いていきます。
また、国際的に広く栽培され成功を収めているのもこの品種の特徴です。カリフォルニアのナパ・ヴァレー、オーストラリアのマーガレット・リヴァーにチリのマイポ・ヴァレーなど、ボルドーよりも温暖で安定した気候の下で、カベルネ・ソーヴィニヨンはその個性を最大限に発揮しています。
Château Palmer
シャトー・パルメ
シャトー・パルメはマルゴー村に位置する、ボルドー左岸を代表するリーディング・プロデューサーです。1855年の格付けでは3きぃううに格付けされたものの、その確かなクオリティにより、いわゆるスーパーセカンドのトップとも評されています。マルゴーのアペラシオンの中でライバルとなりうるのは、シャトー・マルゴーといってもいいほどです。
マルゴーのイッサン村の中、ジロンド川の河口を見下ろす砂利質の土壌に、シャトー・パルメが所有する伝説的な66haの畑があります。シャトーの歴史は17世紀まで遡りますが、今の名前になったのは、1814年にマジョル・チャルル・パルメが所有するようになった時です。シャトー・パルメが30年もの間、畑の新たな購入に費やしている間、ロンドンの貴族の間では、ますますその評判や名声は高まっていきました。
かれらの後継者となったのが、ぺレール兄弟。鉄道業で大きな成功を収めていたこの兄弟によりラベルにも描かれているシャトーが建造されました。1938年、シャトーの所有権はボルドーの4つのネゴシアンからなる協同組合の手に渡り、さらにそこから2つの家に所有権が絞られました。
2004年から、シャトーはカリスマ的なディレクター、トマ・デュローの手にわたります。トマとそのチームは実験的にビオディナミ農法を始めました。シャトーが所有する106の区画は現在、すべtビオディナミの原則に基づいて管理されています。
力強さと繊細さが調和し、古くから続く伝統に則り作られるワインは、ピュアな果実の表現と複雑さを両立しています。カベルネ・ソーヴィニヨンとメルロが同量ずつ(それぞれ47%)、そしてプティ・ヴェルド(6%)がバランスを保つユニークなスタイルです。格付け・シャトーのグラン・クリュにおいてここまでメルロの比率が高いのは大きな特徴です。
精緻で、並外れたエレガンスを持ち、独特のブーケを放ち、ヴェルヴェットのようなテクスチュアを持つシャトー・パルメはボルドーでも最も偉大なワインの一つであり、世界中のワイン愛好家に愛されているワインです。
Situated within the Margaux appellation, Château Palmer is a leading Left Bank Bordeaux producer. Although officially ranked a third growth in 1855, the quality of the domaine’s wines has firmly established it as a top Super Second. Within its appellation, Palmer is the closest rival to its first growth neighbour, Château Margaux.
Situated in the hamlet of Issan, Château Palmer’s 66 hectares of vines sit upon a gravel terrace overlooking the Gironde estuary - fabled terroir. The domaine dates to the 17th century but acquired a new name in 1814 when Major Charles Palmer of Bath took ownership. Palmer spent 30 years expanding the property, during which time it become renowned throughout London’s aristocratic circles. His successors were the Pereire brothers, among the preeminent financiers of Napoleon III’s France, who built the iconic turreted château. In 1938, ownership passed to a consortium of four Bordeaux négociant families. Château Palmer is owned by the descendants of two of these families to this day.
Since 2004, the domaine has been led by charismatic Director, Thomas Duroux. In 2009, Thomas and his technical team began experimenting with biodynamic farming. All of the domaine’s 106 plots are now cultivated according to biodynamic principles.
An exceptional blend of power and delicacy, the wine is crafted following the old traditions to reveal the pure expression of a complex terroir. With equal parts merlot and cabernet sauvignon (47% each), balanced with a little petit verdot (6%) it is unique in style, the relatively high merlot content being unusual for the Grands Crus and emerging in a brilliant expression of fruit.
Precise, extraordinarily elegant, with an inimitable bouquet and velvety texture, the wines of Château Palmer are among the greatest in Bordeaux, coveted by keen wine enthusiasts the world over.