Joseph Phelps Vineyards
Joseph Phelps Vineyards / Cabernet Sauvignon Napa Valley 2019
ジョセフ・フェルプス・ヴィンヤーズ / カベルネ・ソーヴィニヨン・ナパ・ヴァレー 2018
生産国/Nation: アメリカ/USA
地域/Region: ナパ・ヴァレー/Napa Valley
≪品種/Varieties≫
カベルネ・ソーヴィニヨン 97%
カベルネ・フラン 2%
マルベック 1%
≪醸造/Technical Facts≫
新樽40%(内フレンチオーク49%、アメリカンオーク51%)、1年もしくは2年使用の古樽60%(フレンチオークとアメリカンオーク)で18か月熟成。
≪詳細/Details≫
樽熟成により、スムーズでシルキーなフィニッシュと、やわらかなタンニンが生まれます。1970年代から造られるカベルネソーヴィニヨンは、インシグニアのセカンド的存在として高い評価を受けています。
Joseph Phelps Vineyards
ジョセフ・フェルプス・ヴィンヤーズ
建設業から始まったジョセフ・フェルプスは1972年、カリフォルニアのセントヘレナ近郊、スプリングヴァレーにその名を冠したワイナリーを設立しました。大切に育てられたブドウ畑は、起伏のある広大な牧場やオークの森といった豊かな自然に囲まれています。多くの品種を栽培するフェルプス社はバッカス・ヴィンヤード・カベルネ・ソーヴィニヨン、そしてカルフォルニアで最も芳醇で深い味わいを持つインシグニアを世に送り出し世界的に高い評価を得ています。
Joseph Phelps, who spent his early years as a working member of a farm family, founded the winery and vineyards which bears his name in 1972. This carefully brought up the vineyard, situated in Spring Valley near St. Helena, is surrounded by undulating cattle farms, oak forests, and abundant nature.
Long known for his innovative spirit and passion for quality, Joseph Phelps pioneered a number of “firsts” in the early years of the winery. The 1974 Insignia, released in the spring of 1978, was the first Bordeaux-style blend produced in California under a proprietary label. Varietals produced at Phelps include Napa Valley Cabernet Sauvignon, Backus Vineyard Cabernet Sauvignon, and the Insignia which due to its smooth mellowness and deep flavors, is recognized as one of the top icon wines from the Napa region.
Cabernet Sauvignon
カベルネ・ソーヴィニヨン
カベルネ・ソーヴィニヨンは、フランスの銘醸地、ボルドーを代表する黒ブドウ品種。上質な酸と収れんするタンニンは赤ワインにとって最も重要な要素である骨格を与えます。長大な熟成ポテンシャルを持つこともこの品種の特徴であり、年を経るごとにその厳格なタンニンはほどけ、味わいは洗練されていきます。香りはブラック・カーラントやスミレといった香りが若いうちは支配的ですが、熟成につれダージリン・ティー、シガーにクレーム・ド・カシスなどの香りに発展。熟成につれ、味わいが一つの方向に調和していくのに対し、香りは層をなすように複雑に花開いていきます。
また、国際的に広く栽培され成功を収めているのもこの品種の特徴です。カリフォルニアのナパ・ヴァレー、オーストラリアのマーガレット・リヴァーにチリのマイポ・ヴァレーなど、ボルドーよりも温暖で安定した気候の下で、カベルネ・ソーヴィニヨンはその個性を最大限に発揮しています。