Opus One
Opus One / Overture 2022 edition
オーパス・ワン / オーヴァーチュア 2022 edition
生産国/Nation: アメリカ/USA
地域/Region: ナパ・ヴァレー/Napa Valley
≪品種/Varieties≫
非公開
Cabernet Sauvignon
カベルネ･ソーヴィニヨン
カベルネ・ソーヴィニヨンは、フランスの銘醸地、ボルドーを代表する黒ブドウ品種。上質な酸と収れんするタンニンは赤ワインにとって最も重要な要素である骨格を与えます。長大な熟成ポテンシャルを持つこともこの品種の特徴であり、年を経るごとにその厳格なタンニンはほどけ、味わいは洗練されていきます。香りはブラック・カーラントやスミレといった香りが若いうちは支配的ですが、熟成につれダージリン・ティー、シガーにクレーム・ド・カシスなどの香りに発展。熟成につれ、味わいが一つの方向に調和していくのに対し、香りは層をなすように複雑に花開いていきます。
また、国際的に広く栽培され成功を収めているのもこの品種の特徴です。カリフォルニアのナパ・ヴァレー、オーストラリアのマーガレット・リヴァーにチリのマイポ・ヴァレーなど、ボルドーよりも温暖で安定した気候の下で、カベルネ・ソーヴィニヨンはその個性を最大限に発揮しています。
Opus One
オーパス・ワン
カリフォルニアのナパ・ヴァレーに位置するオーパス・ワンは、1980年に世界的に尊敬を集める2つのワイナリー、シャトー・ムートン・ロスチャイルドを擁するバロン・フィリップ・ド・ロスチャイルドとナパ・ヴァレーのパイオニア、ロバート・モンダヴィにより発足した野心的なジョイントベンチャーです。ナパの地から収穫されるカベルネ・ソーヴィニヨンで、クオリティに妥協のない最高級のボルドーブレンドのワインを生み出すことを目標としました。彼らの２つのワイナリーのプロジェクト名である「オーパス」は音楽用語で「作品番号」を表します、オーパス・ワンは彼らが生み出した最初の傑作ワイン（作品番号.１）です。
記念すべきファースト・ヴィンテージは1984年、時にオーパス・ワンはアメリカで一番高額なワインに昇り詰めました。たった一晩でヨーロッパとアメリカの両方で称賛の的となったのです。40年近く経った今もカリフォルニアの最上級ワインとして輝きを放っています。
オーパス・ワンに使用されるブドウは、芸術的建築に囲まれたオークヴィルの前衛的なワイナリーの植密度の高い畑から収穫されます。カベルネ・ソーヴィニヨンを主体とし、メルロ、カベルネ・フラン、プティ・ヴェルドにマルベックなどの品種をブレンドします。18ヶ月フレンチオークで熟成させ、さらに18ヶ月瓶熟成を重ねます。
オーパス・ワンはボルドーの有名シャトーの伝統に則りセカンドラベル、オーヴァーチュアも生産しています。オーパス・ワンと同じ畑から収穫されるブドウを使用しており、「オーヴァーチュア」も音楽用語で歌劇などの幕開けにオーケストラが演奏する序曲を表します。
Located in Napa Valley, California, Opus One was founded in 1980 as an ambitious joint venture between two of the world’s most esteemed winemaking figures - Baron Philippe de Rothschild of Chateau Mouton Rothschild in Bordeaux and Napa Valley wine pioneer Robert Mondavi. Together, the founders set out to create a Bordeaux-style blend based around Napa Valley cabernet sauvignon - a single wine dedicated to the pursuit of uncompromising quality. They named their project Opus One, a musical term attributed to a composition generally considered to be a composer’s first masterpiece.
First released in 1984, Opus One was the most expensive Californian wine of the time and achieved overnight critical acclaim on both sides of the Atlantic. Nearly 40 years on, it remains one of California's most sought after super-premium wines.
The fruit from Opus One comes from the densely planted vineyards that surround the state-of-the-art, architecturally progressive winery in Oakville. The cabernet-dominant blend also contains smaller quantities of merlot, cabernet franc, petit verdot, and malbec. It is aged for 18 months in new French oak barrels and then rests for a further 18 months in bottle before release.
In keeping with the tradition of many great Bordeaux estates, Opus One produces a second label, Overture. Crafted from fruit sourced from the same estate vineyards, its name is another musical reference, meaning an orchestral piece at the beginning of a composition.